喜びの信仰を経験する道
           ヨハネによる福音書2:1-22

 

真の光を内に宿そう!
 「ロゴスの光りは(天地創造の)以前にも暗黒を照らしていた」(黒崎幸吉著注解新約聖書)が、その「ロゴス」が人類の完全な救いのために、「ロゴスは人となって、私たちの間に住まわれた」14のです。

 聖書は、「神は光りであって、神には少しも暗いところがない」(第一ヨハネ1:5)と書かれているように、「もし私たちが、神と交わりがあると言っていながら、しかもやみの中を歩んでいるなら、私たちは偽りを言っているのであって、真理を行なってはいません。 しかし、もし神が光の中におられるように、私たちも光の中を歩んでいるなら、私たちは互いに交わりを保ち、御子イエスの血はすべての罪から私たちをきよめます。」(第一ヨハネ1:6-7)と、ヨハネは彼の書いた手紙の中にも、「『真の光』〈まじりけのない、完全な、不変の光〉が〔そのころ〕この世界に来ようとしていた」9とクリスマスの意味を記しているのです。(詳訳聖書)
 「すべての人を照らす、そのまことの光が世に来ようとしていた。この方はもとから世におられ、世はこの方によって造られたのに、世はこの方を知らなかった。 この方はご自分の国に来られたのに、ご自分の民は受け入れなかった」(ヨハネ1:9-11)とあります。

クリスマスの物語
1-イエス様の誕生は、真夜中に、ベツレヘムの野原で徹夜で働いていた羊飼に、「主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が回りを照らしたので、彼らはひどく恐れた。御使いは彼らに言った。『恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。 御使いたちが彼らを離れて天に帰ったとき、羊飼いたちは互いに話し合った。「さあ、ベツレヘムに行って、主が私たちに知らせてくださったこの出来事を見て来よう。」そして急いで行って、マリヤとヨセフと、飼葉おけに寝ておられるみどりごとを捜し当てた。
2-天の御使いが、イエス様の誕生を喜びました。2:9-11、
 『人類に与えられたこの方こそ主キリストです。』あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。」すると、たちまち、その御使いといっしょに、多くの天の軍勢が現われて、神を賛美して言った。 「いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように。」
 救い主イエス様の誕生を、天の御使いが、貧しい羊飼いたちに知らせました。そればかりか純粋な人々に救い主(メジア)が来てくださり、信仰が燃え上がる事を神様は喜ばれました。
 この喜びは羊飼だけでなく、異国の地に住んでいる東方の博士たちにもご自身を示して下さいました。
 彼らは東方の博士たちが「ひれ伏して拝んでいた」その純粋な信仰に感動したのです。羊飼の貧しい人々にも大きな希望を与えれ、御使いの語った言葉の通りの事を見て、より強い確信を持って神様を讃美しました。
3-クリスマスは人生の分岐点
 さらに、イエス様を礼拝した東方の博士たちは、「黄金・乳香・もつ薬」などの贈り物をイエス様にささげて、「他の道を通って、自分の国へ帰って行きました」。
 クリスマスは「水をブドウ酒に変えられた」ように、あなたの人生を神様が大きく喜びの人生に変えてくださる時でもあるのです。

 

律法の世界から恵みの世界へ!
 水をブドウ酒に変える奇跡 
 結婚式は最も楽しい、華やかな時だと思いますが、カナの町での結婚式に、大工のヨセフの妻としてイエス様のお母さんマリヤが台所で手伝っている様子を見ても、ブドウ酒がなくなりそうになるような貧しい家の結婚式に、イエス様が招かれた様子を見てもわかるように、大勢の弟子たちも共に来たので、マリヤは台所でブドウ酒が減って行くのを気がかりにしていたと思います。
 この問題を、イエス様に相談しました。「ブドウ酒がなくなりました」3と。

 あなたも人生の問題に直面した時、イエス様にダイレクトに相談してください。イエス様は、「夫人よ!私と、どんなかかわりがあるのです」4と語り、「私の時は、まだ来ていません。」と答えています。

1-関係を知る

2-時を知る

3-状況を知る

 そしてマリヤは召使いに「この人が何か言いつけたら、この通りにしてください」5と言いました。

 この事を知ると、イエス様が働いてくださいます。人々の生活を縛っていた宗教的律法の拘束から解放され、恵みの時代に入って来たのです。水がブドウ酒に変わる様な、結婚式が行われ、神様の栄光をイエス様はあらわしてくださいました。

 

 

※この説教は、DVDで視聴出来ます。

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〒574-0015大東市野崎2-13-9 野崎キリスト教会事務局 宛